葬儀・お通夜に参列できないときはどうする?マナーや弔電について紹介

#お悔やみ・葬儀・法事・法要

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目次

・そもそも葬儀に参列できないのはマナー違反?

・葬儀の案内を直接受けていない場合はどうする?

・葬儀に参列できない理由はどう伝える?

・葬儀に参列できない場合、弔電を送るのがおすすめ

・葬儀・お通夜に参列できないときは弔電を手配

訃報を受けたものの、やむを得ない事情で葬儀やお通夜に参列できないというケースは少なくありません。そのような場合にどう対応すべきなのか、参列できない旨をどのように伝えればよいのか、悩んでしまう方も多いでしょう。

葬儀に参列できない場合でも、マナーを守って適切な対応を行うことが大事です。本記事では、参列できない場合の対応や、理由の伝え方について解説します。また、弔意を伝える手段として弔電(お悔やみ電報)を紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。

そもそも葬儀に参列できないのはマナー違反?

葬儀・お通夜に参列できないとしても、しかるべき対応さえ行えば、マナー違反にはなりません。ここでは、葬儀に行けない場合の基本的な対応、連絡方法や注意事項を説明します。

◇葬儀に参列できないときは適切な対応を
葬儀やお通夜の日にどうしても外せない用事があるなど、やむを得ない事情で参列できない場合は、ご遺族に連絡しましょう。葬儀に行けない理由と、行けないことについてのお詫びを適切な形で伝えれば、非常識とはとらえられません。

ただし葬儀は、亡くなった方に直接お別れを伝えられる最後の機会です。もし参列できる可能性があるのであれば、なるべく参列することをおすすめします。

◇欠席の連絡はなるべく早めに
葬儀に欠席することが決まったら、できるだけ早くご遺族へ連絡を入れましょう。ご遺族は葬儀の準備に追われており、精神的にも余裕がない状態です。葬儀の日が近付くにつれてさらに忙しくなり、連絡が取りづらくなる可能性があります。

また、座席や会食の準備にあたっては、参列者の人数を把握することが必要です。欠席の連絡が遅れると、ご遺族に迷惑をかけるおそれがあります。たとえ参列できるかどうかわからなかった場合でも、欠席することが確定し次第、すぐにご遺族へ伝えるようにしてください。

◇家族葬の場合、参列は控える
家族葬は、一般的にご家族や親族など、故人と近しい関係者のみで執り行われます。参列者の範囲は、ご家族や親族に限定される場合や、親しい友人を含む場合など、喪主やご遺族の意向によって異なります。

故人のご家族や親族ではない場合、または葬儀に直接招待されていない場合は、家族葬への参列は控えるのがマナーです。

特に小規模な家族葬では、親族であっても参列を遠慮してもらうケースもあります。訃報を受けた際は、「参列を希望している」という意味を含めた案内なのか、単に故人の逝去を知らせるための連絡なのか、文面を確認して慎重に判断しましょう。

◇電話かメールで参列できない旨を伝える
葬儀に参列できない旨を伝える際は、電話での連絡が基本です。ただし、ご遺族の状況によっては電話がつながりにくい場合もあるため、そのようなときにはメールでの連絡も可能です。

電話でもメールでも、葬儀に参列できない旨を簡潔かつ丁寧に伝えましょう。親しい間柄であっても丁寧な言葉遣いを心がけ、ご遺族の心情に配慮することが重要です。言葉遣いに不安がある場合は、お悔やみの場での適切な表現について、事前に確認しておくと安心できます。

葬儀の案内を直接受けていない場合はどうする?

葬儀の案内を直接ご遺族から受けていない場合、例えば人づてに訃報を知ったときや新聞の訃報欄で知ったときは、自分から欠席の連絡を入れる必要はありません。

ご遺族にお悔やみの気持ちを伝えたい場合は、葬儀・お通夜へ間に合うように弔電を送ったり、供花を手配したりするのが適切です。

葬儀に参列できない理由はどう伝える?

葬儀に参列できない場合は、ご遺族に失礼がないよう、配慮した伝え方を心がけましょう。どのような理由であれ、欠席の連絡をせずに放置するのはマナー違反です。

参列できない理由をご遺族に伝えるべきかどうかは、状況によって異なります。以下の例を参考に、ご遺族への配慮を優先した伝え方を考えてみてください。

・体調不良の場合
体調不良、入院中などで参列できない場合は、「療養中のため」と伝えるだけで十分です。具体的な病状や症状まで説明する必要はありません。

・遠方で参列できない場合
葬儀会場が遠方で参列できない場合は、そのまま「遠方のため参列が難しい」と伝えましょう。体力的な問題や金銭的な事情がある場合でも、詳細を説明する必要はありません。

・別の予定が入っている場合
仕事の予定や他の冠婚葬祭と重なった場合は、具体的な理由を伏せて「やむを得ない事情で」と伝えるのが適切です。一般的に、慶事と弔事が重なったときには弔事を優先しますが、相手との関係性や状況によっては難しいこともあります。そのような場合は、詳細を伝えずに「都合が付かず」など、簡潔に伝えましょう。

葬儀に参列できない場合、弔電を送るのがおすすめ

葬儀に参列できないときは、後日弔問に伺ったり、香典や弔電を送ったりすることで弔意を表せます。特に、速やかに弔意を伝えたい場合は、弔電の利用がおすすめです。

弔電は、お通夜までに届くよう手配するのが理想的です。お通夜に間に合わない場合は、葬儀・告別式までに届くよう手配しましょう。

電報の最短お届け時間 弔電の送り方やマナーについては、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:
弔電の送り方を徹底解説!手配方法や文例、基本マナーを紹介します

◇お悔やみ電報・弔電の文例
弔電の文例をいくつかご紹介します。これらの文例を参考に、故人やご遺族への想いを込めた弔電を作成しましょう。

ご逝去の報に接し 悲しみにたえません
在りし日のお姿を偲びつつ 心よりご冥福をお祈り致します

突然の悲報に接し 涙が止まりません
その旅立ちが安らかなものでありますよう 心よりお祈り致します

○○様の訃報に接し 心よりお悔やみ申し上げます
お別れに駆け付けることができず 残念でなりません
遥かな地より ご冥福をお祈り致します

ご逝去のお知らせを受け 呆然としております
ご家族の皆様のお悲しみはいかばかりかとお察し致します
故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます

○○様の急逝の報に接し 大変驚いております
心より哀悼の意を表しますとともに 謹んでご冥福をお祈り申し上げます

○○様のご訃報に接し 驚きと悲しみでいっぱいです
安らかにご永眠されますよう 心よりお祈り致します

その他の弔電文例については、以下のページで紹介しています。

弔電・お悔やみの文例集

葬儀・お通夜に参列できないときは弔電を手配

葬儀やお通夜に参列できなくなったときは、欠席の連絡をできるだけ早く行いましょう。電話またはメールで、欠席する旨とその理由を簡潔に伝えれば十分です。結婚式と重なっているなど、伝えるのが難しい理由の場合は、あえて伏せて「やむを得ない事情により」と伝えるのも一つの方法です。

葬儀やお通夜に行けないときは、心のこもった弔電を送りましょう。電報サービス「e-denpo」であれば、刺繍・押し花電報プリザーブドフラワー電報などもお選びいただけます。 e-denpoの無料会員登録を行うと、電報やお花のお届けがさらに簡単になります。電報のお届け時間、無料会員登録については以下のページをご覧ください。

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その他の弔電ラインアップは、弔電・お悔やみ電報ページからご確認いただけます。

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