香典の代わりは何を贈ればよい?供物・供花を贈る際のマナーや注意点について解説
#お悔やみ・葬儀・法事・法要
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目次
・香典の代わりになる贈り物6選
・香典の代わりに品物を贈る際の注意点
・香典の代わりに届けるなら「供花」がおすすめ
・香典・供物・供花の代わりに、弔電を送るのもよい方法
・香典の代わりに、供花や弔電で弔意を伝える
香典辞退の旨を伝えられた場合でも、線香や蝋燭、供花など、気持ちを託せる品物を贈る方法があります。本記事では、香典の代わりになる代表的な贈り物や、品物を贈る際の注意点について解説します。併せて、供花や弔電についても触れますので、ぜひ参考にしてください。
香典の代わりになる贈り物6選
ここでは仏式の葬儀で選択される、香典代わりの6つの品物を紹介します。それぞれの特徴を事前に知っておき、相手に配慮した品物を選ぶことで、ご遺族へより丁寧に弔意を伝えられるでしょう。◇1.線香
線香は、香典の代わりとして広く選ばれる定番の品物です。仏教では線香を「食香/じきこう」と呼び、故人がその香りを“食べる”とされています。
線香にも多くの種類があり、煙の量や香りなどに違いがあります。お線香が苦手な方には、煙や香りがほとんどない線香もおすすめです。香典の代わりとして贈る際は、贈答用や進物用の線香を選びましょう。
また、電報サービス「e-denpo」では線香とお悔やみ電報が一体化した商品も販売しております。
線香付き電報のラインアップ
◇2.蝋燭
蝋燭も線香と同様に、日常的に使用できる品物として選ばれています。贈る際は、落ち着いた雰囲気や高級感のあるデザインのものを選ぶと、より丁寧な印象となるでしょう。
線香・蝋燭については、電報サービス「e-denpo」でも取り扱いがございます。弔電と蝋燭・線香がセットになっておりますので、お悔やみのメッセージを一緒に届けられるのも特徴です。
蝋燭付き電報のラインアップ
◇3.お菓子
個包装のお菓子は、切り分ける手間もなく手軽に召し上がっていただけるため、仏壇へのお供えにも適しています。保管しやすい点も、香典代わりとして選ばれる理由です。
香典の代わりにお菓子を贈る際は、和菓子と洋菓子のどちらでもかまいません。ただし、賞味期限に余裕があるものを選択し、生菓子のような傷みやすいお菓子は避けましょう。和菓子の詰め合わせ、焼き菓子、ゼリーなどは贈答用としてよく選ばれます。
◇4.果物
果物を贈る場合は、常温保管が可能で、傷みにくく日持ちする種類を選びましょう。果物はそのまま仏前にお供えできるため、香典の代わりの品物としてもよく用いられます。
弔事の贈答用としては、リンゴ・オレンジ・メロンなどが一般的です。どの種類にするかで迷ったときは、百貨店などで扱われている果物の盛り合わせを選ぶとよいでしょう。
◇5.飲み物
飲み物を送る場合は、コーヒーや緑茶、紅茶など、常温保存できるものを選ぶのが無難です。故人が好んでいた飲み物を贈るのも一つの方法です。ただし、浄土真宗では飲み物のお供えを避ける場合がありますので、故人の宗派に配慮しましょう。
缶やペットボトルの詰め合わせを贈る場合、保管するスペースにも配慮が必要です。ドリップバッグやティーバッグなど、省スペースでお供えしやすいものを選ぶのもよい工夫です。
◇6.供花
供花には、葬儀会場へ届けるものや、葬儀の後飾り用として自宅に飾るものなど、いくつか種類があります。葬儀会場や法要会場、ご自宅を彩る供花は、香典代わりの贈り物としてもよく選ばれています。
供花を用意する際は、毒のあるお花や棘のあるお花、香りの強すぎるお花は避けるのが一般的なマナーです。落ち着いた色味で上品な印象のアレンジメントを選ぶと安心です。
どのようなお花を贈ればよいのか迷ったときは、以下のページへぜひお進みください。実際の商品ラインアップを見ることで、サイズ感や価格帯のイメージをつかみやすくなるでしょう。
供花(スタンド花)のラインアップ フラワーアレンジメント電報のラインアップ フラワー(花束)電報のラインアップ プリザーブドフラワー電報のラインアップ
香典の代わりに品物を贈る際の注意点
ここからは、香典の代わりに品物を贈る際、どのような点に気を付けるべきかを説明します。◇不適切な品物を贈らないようにする
香典代わりとして用意するなら、以下のようなものは避けましょう。
・慶事を連想させるもの
・殺生を連想させるもの(肉・魚など)
・臭いや辛みが強いもの(五辛/ごしん:にんにく・ニラ・ネギ・らっきょう・のびる など)
・日持ちしないもの、傷みやすいもの
弔事には落ち着いた印象の品を選ぶことが基本です。
◇ご遺族の意向をよく確認する
ご遺族が、香典だけでなく供物や供花の受け取りも辞退されている場合があります。その場合は無理に品物を贈らず、別の形で弔意を伝えるとよいでしょう。
香典や供物、供花を贈らなくても、お悔やみ電報(弔電)などを通じて気持ちを伝えることは可能です。葬儀の案内状に記載された辞退事項をよく確認し、ご遺族の意向を尊重することが大切です。
◇供物・供花を贈るタイミングにも配慮する
葬儀後に香典代わりの供物・供花を届ける場合は、初七日の法要が終わってから贈るのが一般的です。葬儀直後の落ち着かない時期に品物が届くと、ご遺族の負担となる場合があります。
葬儀後1週間以上経っている場合は、四十九日の法要のタイミングで供物や供花を届けるのも一つの方法です。
香典の代わりに届けるなら「供花」がおすすめ
お通夜や葬儀・告別式に参列できないとき、香典の代わりとして供花(スタンド花)を贈る方法があります。祭壇の周囲に飾られるスタンド花は、ご遺族に弔意を伝えやすい点が特徴です。 供花(スタンド花)のラインアップ後飾り用として供花を届ける場合は、気軽に飾れる「フラワーアレンジメント」や「花束」、美しいお花を長く楽しめる「プリザーブドフラワー」などが人気です。
フラワーアレンジメント電報のラインアップ フラワー(花束)電報のラインアップ プリザーブドフラワー電報のラインアップ
祭壇用のスタンド花、後飾りの注文についての詳細は、以下の記事で詳しく説明しています。
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香典・供物・供花の代わりに、弔電を送るのもよい方法
ご遺族が香典や供物、供花の受け取りをすべて辞退されている場合は、弔電でお悔やみメッセージを伝える方法があります。弔電であれば、葬儀会場から離れた場所でも、訃報を聞いて慌ただしい最中でも、速やかにメッセージを届けられる点がメリットです。(※弔電を辞退されている場合は、送らないようにします。)葬儀の前日や当日に訃報を受けた場合でも、弔電なら葬儀までに間に合う可能性があります。メッセージの内容は、電報サービスで紹介されている文例を参考にすれば、短時間で作成可能です。
弔電・お悔やみの文例集
弔電・お悔やみ電報のデザインについては、以下のページから確認できます。
弔電・お悔やみ電報のラインアップ
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香典の代わりに、供花や弔電で弔意を伝える
香典をご遺族が辞退されている場合でも、供物や供花、弔電を活用することで、弔意は十分に伝えられます。まずは香典の代わりに供物や供花を届けてもよいのか、ご遺族の意向をよく確認することが大切です。 香典の代わりに供花や弔電を届けるなら、電報サービス「e-denpo」での注文がおすすめです。無料会員登録を事前に済ませておくと、必要なときに速やかに注文できます。※供花の注文の際には、法人会員の登録が必要です。
【供花のラインアップ】
サイズ違いの供花もご用意しておりますので、詳しくは以下のページをご覧ください。
供花のラインアップを見る
【気持ちが伝わる弔電ラインアップ】
その他の弔電ラインアップは、弔電・お悔やみ電報ページからご確認いただけます。
弔電・お悔やみ電報TOPページ




