弔電の適切な処分方法とは?神社や寺院でのお焚き上げについても紹介

#お悔やみ・葬儀・法事・法要

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目次

・そもそも弔電は処分してもよい?

・弔電の処分方法とマナー

・【弔電の処分方法】お焚き上げについて

・弔電を処分する前に、お礼状の手配を行うこと

・弔電を送る立場になったときのために

・感謝の気持ちを込めて、弔電を処分しよう

葬儀でいただいた弔電をどのような形で保管すべきか、迷われる方も多いでしょう。弔電のメッセージには故人への思いや気持ちが込められていますが、数が増えると保管スペースの確保も大変です。「弔電を処分することで気持ちを整理したい」と考える方もいるかもしれません。

とはいえ、弔電をそのまま一般ゴミとして扱ってよいのか、処分する際のマナーはどうすればよいのか、悩むこともあるでしょう。本記事では、弔電の適切な処分方法がわからず悩んでいる方へ向けて、適切な処分方法やマナー、お焚き上げの方法、そして弔電のお礼状の手配などについても解説します。

そもそも弔電は処分してもよい?

葬儀でいただいた弔電は、受け取ったあとに処分しても問題ありません。メッセージを残しておきたい場合は、捨てずにそのまま保存しておくことも可能です。

弔電の扱いについて考える際、「弔電を捨てるのは抵抗がある」「悪いことをしている気がする」と感じる方もいるでしょう。しかし大切なのは、弔電をずっと保管することではなく、いただいた気持ちに感謝することです。心の中で感謝の気持ちを唱えてから処分すれば、捨てる際の心理的な負担も和らぐでしょう。

そのまま一般ゴミとして捨てるのがどうしても気になる方は、神社やお寺の「お焚き上げ」を依頼するのも一つの方法です。

弔電の処分方法とマナー

弔電を処分しようとする際、タイミングや処分方法が気になる方も多いでしょう。ここでは、弔電を処分するタイミングやルール、お清め塩について説明します。

◇弔電を処分するタイミング
弔電の保管期間に特段の決まりはなく、処分するかどうかも受け取った方が自由に決められます。四十九日法要や一周忌法要、納骨などの節目に合わせて整理される方が多いでしょう。気持ちの整理ができていない場合は、無理に処分する必要はありません。

◇弔電の処分方法
弔電を一般ゴミとして処分する場合は、自治体の分別ルールにしたがいましょう。ただし、弔電には送り主の氏名や住所など個人情報が記載されているため、シュレッダーにかけるなどして情報が漏れないよう注意する必要があります。

また、弔電を送ってくれた方に今後連絡する可能性がある場合は、処分前に氏名や住所を別のところに記録しておきましょう。

◇お清め塩は不要
お通夜や葬儀・告別式に参列したあとには、体を清めるため「お清め塩」を振りかけます。「弔電を処分する際にも、お清め塩をかけたほうがよいの?」と気にされる方もいらっしゃいますが、弔電は穢れではないため、処分する際に塩を振る必要はありません。一般ゴミとして捨てる場合やお焚き上げを依頼する際に、故人の供養と弔電をくださった方への感謝の気持ちを意識すれば十分です。

【弔電の処分方法】お焚き上げについて

ここからは、弔電のお焚き上げについて説明します。神社やお寺に直接依頼する以外にも、葬儀社や専門業者を利用する方法があります。

◇神社やお寺にお焚き上げを依頼
「弔電を他のゴミと一緒に捨てたくない」「弔電をより丁寧に処分したい」という場合は、神社やお寺にお焚き上げをお願いするのも一つの方法です。

ただし、お焚き上げを受け付けているかどうかは施設によって異なります。対応可能な場合でも、「持ち込みのみ対応可能」「持ち込み不可、郵送のみ対応可能」など受け入れ方法が異なるため、事前に確認が必要です。

また、弔電以外の品物も一緒に供養したい場合は、受け入れ可能な品物の種類をよく確認しておきましょう。燃えないものや食品類は受け付けてもらえない場合があります。

お焚き上げに立ち会いたい、あるいはお焚き上げの証明書や動画の取得が必要な場合も、事前に施設へ確認しておくと安心です。なかには、お焚き上げや祈祷の様子を、YouTubeなどの動画で確認できる神社・お寺もあります。

◇葬儀社のサービスを利用
一部の葬儀社では、お焚き上げサービスを提供しています。担当者がご自宅に訪問し、処分したい弔電やその他の品物を確認したうえで、費用の見積もりを行います。

弔電以外にもお焚き上げをしたい品物が複数あるなら、弔電をまとめて預けると一度に処分でき、手間も少なくなります。葬儀を依頼した葬儀社に、お焚き上げサービスがあるかどうか確認してみるのもよいでしょう。

◇専門業者のお焚き上げサービスを利用
弔電や遺品の処分を、専門のお焚き上げ代行業者に依頼する方法もあります。品物を郵送や宅配で送ると、提携している神社や寺院でお焚き上げを行ってもらえます。

インターネットで手続きが完結する業者もあり、手間がかからず簡単に依頼できるのがメリットです。燃えない品物に対応している業者もあるため、「品物の分別が大変」「手軽に処分したい」という方にも適しています。

弔電を処分する前に、お礼状の手配を行うこと

弔電をいただいた場合、基本的にはお礼の品を用意する必要はありません。しかし、弔電をくださった方にはお礼状を送り、感謝の気持ちを伝えることが大切です。弔電を処分するのは、お礼やお返しがすべて済んでからにしましょう。

お礼状を書く際には、以下のような基本マナーを確認しておくと安心です。

・文章は縦書きで記載する
・句読点は使わず、スペースや改行で区切る
・白無地の便箋、はがきなど、落ち着いたデザインのものを使用する

お礼状を作成する際の注意点、お礼状の文例などを知りたい方は、以下の記事を併せてお読みください。

関連記事:
弔電のお礼状・お返しのマナーとは?はがきやメールでの対応、会社への対応も紹介

弔電を送る立場になったときのために

いざというときのために、弔電を受け取る側だけでなく、送る側の基本マナーも知っておくと安心です。弔電の送り方や注文する際の注意点を理解しておけば、送る側になったときにも落ち着いて対応できます。

電報サービス「e-denpo」なら、ご遺族の気持ちに寄り添った電報を速やかに届けられます。インターネットから24時間注文できるので、葬儀まで時間がない場合や、深夜・早朝にしか注文できない場合でも便利です。

電報のデザインが気になる方は、以下のラインアップをぜひ参考にしてください。商品や注文する地域によっては、弔電を今日・明日中に届けることも可能です。

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関連記事:
弔電の送り方を徹底解説!手配方法や文例、基本マナーを紹介します

感謝の気持ちを込めて、弔電を処分しよう

弔電を受け取ったあとは、自治体のルールにしたがって適切な方法で処分しても構いません。弔電をより丁寧に扱いたい場合は、神社・寺院にお焚き上げを依頼するか、葬儀社や代行サービスの利用もおすすめです。

ただし、どの方法で処分する場合でも、弔電のお礼状を送ることを忘れないようにしましょう。

弔電を送る側になったときは、電報サービス「e-denpo」をぜひご活用ください。無料会員登録をすると、電報やお花の注文をよりスムーズに進められます。



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