四十九日法要、弔電文例を紹介│亡くなったことをあとから知った場合の対応は?
#お悔やみ・葬儀・法事・法要
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本記事では、訃報をあとから、例えば喪中はがきやメール、SNSなどで知った場合の適切な対応について説明します。四十九日の意味、法要に欠席する際の弔電文例も紹介しますので、ぜひご一読ください。
■亡くなったことをあとから知った場合の対応
故人が亡くなってから時間が経っている場合、以下のような対応が必要です。◇弔問に伺う
すでに葬儀が終わっている場合は、遠方でなければ直接弔問に伺います。弔問の時期は、四十九日法要より前がよいでしょう。弔問に伺うと決めたら、ご遺族に電話などで連絡を入れ、弔問をする旨と日時を伝えます。
ただし、葬儀が終わって間もない時期は、ご遺族としても気持ちに整理がついていないかもしれません。葬儀後の片付けなどが終わったタイミングを見計らい、相手の都合がよい日に弔問するようにしましょう。
◇お悔やみの手紙を送る
遠方に住んでいて弔問できないとき、あるいはご遺族に弔問を断られたときは、お悔やみの手紙を送って弔意を伝えます。
手紙を書く際には、書き出しの頭語、時候の挨拶は省いて、お悔やみの言葉から書き始めましょう。加えて、弔問に行けないお詫び、ご遺族への慰めや励ましの言葉、故人の人柄が偲ばれる思い出のエピソードなどを記載します。
お悔やみの手紙では、無理に長文を書く必要はありません。ご遺族の負担にならないよう、感情的な言葉の多用は避けましょう。
◇香典を送る
香典は葬儀に出席した際にお渡ししますが、訃報を知って日が経ってからでも渡すことは可能です。この場合は弔問の際にお渡しするか、お悔やみの手紙と一緒に現金書留で送りましょう。
近年は小規模な葬儀も多く、香典を辞退されている場合もあります。香典を送る前に、ご遺族の意向を確認しておきましょう。
また故人の宗教によって、香典袋の表書きのマナーや装飾が異なります。例えば仏式の場合、四十九日法要の前は「御霊前」、法要後は「御仏前」と記載するため注意が必要です。
その他の宗教の表書き、弔電・香典のマナーに関しては、以下の記事をご覧ください。
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弔電と香典の違いは?両方送るべき?基本情報・マナーなどを紹介します
◇弔電を送る
亡くなったことをあとから知った場合、弔電でお悔やみの言葉を伝えるのもよいでしょう。弔電は基本的にお返し不要ですので、ご遺族に気を遣わせることなく、速やかに弔意を伝えられます。
電報サービスを利用すれば、インターネットからすぐに弔電を手配可能です。「弔電を送ったことがない」という方でも、好きな電報のデザインを選び、画面の指示どおり入力していくだけで、簡単に注文ができます。
弔電の手配方法が気になる方は、以下を参考にしてください。
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弔電の送り方を徹底解説!手配方法や文例、基本マナーを紹介します
■喪中はがきで亡くなったことを知った場合の対応
喪中はがきで訃報を知ったときは、弔電を手配するか、もしくは喪中見舞いか寒中見舞いのはがきを送ります。・喪中見舞い:喪中はがきが届いたあと、年内に出す。
・寒中見舞い:松の内から節分までの期間に出す。
喪中であることを知らずに年賀状を送った場合は、寒中見舞いにお詫びの言葉を添えて送るとよいでしょう。
生前に親しい関係であったなら、ご遺族に直接電話をしてお悔やみを伝えたり、弔問の日程を相談したりするのもよい方法です。故人との関係性に合わせて、適切な方法を選択しましょう。
■メールやSNSで亡くなったことを知った場合の対応
ご遺族からのメール、故人のSNSアカウントで訃報を知った場合、故人の住所や喪主宅がわからないケースもあるでしょう。ご遺族から訃報のメールが届いたときは、そのメッセージの返信でお悔やみの言葉を伝えます。まずは速やかに弔意を伝え、弔電や香典などを送るべきか考えましょう。
SNSで訃報を知った場合は、故人の親族や友人が投稿したメッセージに対して、お悔やみの言葉を返信するとよいでしょう。ただし、インターネット上の多くの方に見られるため、個人情報などを記載しないよう注意が必要です。
■そもそも四十九日とは?
前述したとおり、四十九日法要は弔問の時期や香典袋の表書きなどに関係しています。ここでは、四十九日の意味や基本の計算方法について詳しく見ていきましょう。◇四十九日の意味
四十九日とは言葉のとおり、故人の命日から49日目のことです。仏教の場合、四十九日は「忌明け」と呼ばれており、この法要が行われる日を境に、喪に服す期間が終了します。
◇四十九日の計算方法
故人が亡くなった当日を1日目として、そこから49日目が「四十九日」です。命日に48日を足すと、簡単に計算できます。これは満年齢での数え方であり、100日目まではこの計算方法を用います。
ただし、地域によっては四十九日の計算方法が異なるため注意しましょう。
◇四十九日法要はいつ行われる?
四十九日法要は「四十九日の当日」に行うのが基本です。ただし四十九日と平日が重なり、現実的に法要を行えない場合もよくあります。
四十九日の当日に法要を行えない場合、日程を前倒しにする形で対処します。参列者の集まりやすい、四十九日の前の土日に日程をずらすケースが多いでしょう。
弔問を希望するなら、四十九日の当日ではなく、四十九日法要より前に伺う必要があります。
■四十九日法要に出席できない場合の対応
四十九日法要の案内をされたものの、どうしても出席できない場合があるかもしれません。そのようなときは、ご遺族に欠席の連絡を入れたうえで弔電を送るとよいでしょう。法要の弔電は、法要が行われる会場に送ります。お悔やみの言葉、法要に駆け付けられなかったお詫びなどをメッセージに入れると気持ちが伝わりやすくなります。ゆっくりメッセージを考える余裕がなければ、定型文のテンプレートのまま記載しても問題ありません。
◇四十九日法要の弔電文例
○○様の法要に駆け付けることが叶わず 大変残念でなりません
都合により伺うことができないことを 心よりお詫び申し上げます
謹んでご冥福をお祈り致します
○○様の御法要にあたり 衷心より哀悼の意を表します
所用にて伺うことができないこと 誠に申し訳ございません
遠方から合掌させていただきます
このたびは 亡き○○様のご法要にお招きいただき 誠にありがとうございます
遠方のため参列できないことをお許しください
遥かにご冥福をお祈り致します
■亡くなったことをあとから知った場合にも、弔電を送るなどの対応を
大切な方が亡くなったことをあとから知ったときは、今回紹介した内容を試してみましょう。弔問やお悔やみの手紙などさまざまな方法がありますが、インターネットでの注文可能な電報サービスなら、家や会社にいながら弔電を簡単に送れます。なお、電報サービスのe-denpoで無料会員登録をしておけば、必要なときにすぐ電報やお花を手配できます。
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