弔電はお通夜・お葬式のどちらに送るべき?文章作成のマナーと文例を紹介
#お悔やみ・葬儀・法事・法要
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そこで今回は、弔電を手配する際の適切なタイミングや送り先、申し込みから到着までの時間など、役立つ情報をまとめて紹介します。弔電における文章作成のマナー、すぐに使える宗教別の文例も紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
■弔電を手配する適切なタイミング
弔電を手配する際は、以下のポイントを押さえておきましょう。◇弔電はお通夜までに送るのが望ましい
弔電は基本的に、お通夜に間に合うように手配するのが望ましいです。ただし、ご遺族が弔電を辞退するケースがあるため、その点は事前に確認しておく必要があるでしょう。
弔電辞退の意向は、葬儀の日程や会場の案内状、訃報用紙から確認できます。場合によっては、ご遺族から直接電話やメールなどで伝えられるでしょう。辞退の意向を確認できないときは、葬儀社に電話で確認すると確実です。
◇間に合わないときはお葬式までに送る
お通夜までに弔電が届かない場合は、お葬式に間に合うように送りましょう。弔電のメッセージは、葬儀・告別式で読み上げられます。
届けるタイミングは、葬儀・告別式が始まる直前ではなく、数時間前を目安に設定しましょう。そうすることで、葬儀関係者が弔電の内容を確認する時間にゆとりが生まれます。
■弔電は葬儀会場に送るのが一般的
弔電の送り先は、葬儀会場の住所になります。自宅で葬儀を行う場合は、自宅が葬儀会場となるため、自宅住所に送ってもかまいません。弔電の宛名には、喪主の名前を記載します。葬儀会場では他の方の葬儀も行われるので、喪主名をフルネームで記載しましょう。
喪主のフルネームがわからないときは、「○○様 御遺族様」「○○様 御一同様」のように記載します。「○○」の部分は故人のフルネームを記載しましょう。
関連記事:
弔電の送り方を徹底解説!手配方法や文例、基本マナーを紹介します
■弔電を打ってから届くまでにかかる時間
弔電を手配する際にチェックしたいのは、弔電を注文してから到着するまでの時間です。電報サービスごとに、最短お届け時間の設定が異なります。早めのお届けをご希望の方は、電報サービス「e-denpo」での注文がおすすめです。e-denpoであれば、注文からたったの3~4時間で葬儀会場に電報を届けられます。
【通常便】
8時のお申し込み→11時配送
14時のお申し込み→18時配送
【スピード便】
10時のお申し込み→13時配送
12時のお申し込み→15時配送
17時のお申し込み→当日中配送
※通常便・スピード便のいずれも、一部対象外の地域がございます。
※スピード便をご利用の場合は、別途825円(税込)追加となります。
時間に余裕がないときでも、前日の夜中に手配しておけば最短11時の葬儀・告別式に間に合う可能性があります。通常便で4時間、スピード便で3時間というのは、電報サービスのなかでも相当な速さです。
注文の締め切り時間が複数あるのも、他の電報サービスではあまり見られないサービスです。利便性が非常に高く、お急ぎの注文にも対応できる点が、e-denpoならではの強みといえます。
■弔電の文章を考える際のポイント
弔電の文章を考える際には、以下のポイントを意識しましょう。◇故人のプライベートは安易に記載しない
弔電のメッセージは、葬儀・告別式で読み上げられるものです。そのため、故人と特に親しかった場合でも、プライベートに関する内容には触れないほうがよいでしょう。
例えば、ご遺族が知らない内容、故人が隠したがっていた話などの記載は避けてください。
◇弔電の文章は定型文でも問題ない
弔電の文章は、定型文をそのまま使用しても問題ありません。基本のマナーに則っていれば、1行の短文でも2~3行でもOKです。
故人と生前親しい関係にあったなら、定型文を少しアレンジして、故人とのエピソードを添えるのもよいでしょう。
かつての弔電は、緊急時に短文で送る形式が一般的でした。現在は、お悔やみの気持ちを届けるツールとして、弔電に長文をしたためる方もいらっしゃいます。
■【宗教別】お通夜・お葬式に送る弔電の文例
弔電の文章を考える際には、故人の宗教に合わせて文章を考えなくてはなりません。例えば、葬儀関連でよく登場する「冥福」という言葉は、本来仏教で使われる言葉です。神道やキリスト教、仏教のなかでも、浄土真宗においては「ご冥福をお祈り致します」という言葉は使用しないことを覚えておきましょう。
「冥福」を使用する際の注意点や言い換え表現を知りたい方は、以下の記事を併せてご覧ください。
関連記事:
弔電で用いる「ご冥福をお祈りいたします」の意味とは?使用上の注意点や言い換え表現、文例を紹介
◇仏教の弔電文例
突然の悲報に接し 痛惜の念でいっぱいです
遠方のためお別れにも伺えず 残念でなりません
ご生前のお姿を偲び 心からご冥福をお祈り致します
ご逝去の報に接し 衷心よりお悔やみ申し上げます
在りし日のお姿を偲びつつ 心からご冥福をお祈り致します
突然のご訃報に接し 言葉を失っております
ご家族の皆様のお嘆きも 計り知れないものと拝察致します
○○様のご冥福をお祈り致します
◇神道の弔電文例
ご急逝の方に接し 胸がふさがる思いです
ご生前の笑顔が思い出されて 寂しさが募ってまいります
どうか安らかにご永眠されますよう 心よりお祈り致します
○○様のご逝去の報に接し 信じられない思いです
弔問が叶わぬ非礼をお詫びし 御霊の安らかなる眠りをお祈り申し上げます
ご逝去の報を受け 悲しみにたえません
御霊の安らかな眠りを お祈り致します
ご逝去を悼み 心から哀悼の意を表します
○○様の御霊の平安をお祈り申し上げます
◇キリスト教の弔電文例
○○様の御昇天の報に接し 心から哀悼の意を捧げます
天国で安らかな眠りにつかれますよう 心よりお祈り申し上げます
○○様との出会いに心からの感謝を申し上げます
ご家族の皆様の上に 主イエス様のお慰めがありますようお祈り致します
○○様に出会えたことを神に感謝致します
神の御許に召され 安らかな眠りにつかれますようお祈り申し上げます
○○様の悲報に接し 驚いております
主の御許で安らかに過ごされることを 心からお祈り致します
■お通夜に間に合わないときはお葬式までに弔電を手配
弔電はお通夜までか、間に合わない場合はお葬式までに届くように手配します。文章を考える時間がないときは、定型文をそのまま活用するのも一つの方法です。弔電のお届け時間を調整したいなら、お届け時間を複数から選択できるe-denpoを利用しましょう。e-denpoなら、弔電と供花をまとめて届けることも可能です。
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